MENU

  1. ホーム
  2. AGA大辞典
  3. 皮脂を抑制して薄毛を予防

皮脂を抑制して薄毛を予防

最終更新日:
公開日:

おでこや頭皮のテカリ。見た目によくないため、悩んでいる向きも多いと思います。
しかし、このテカリに薄毛や脱毛に発展する危険が秘められていることをご存じでしょうか?
ここでは、テカリをひきおこすさまざまな要因と、その対策について検証していきます。
 

おでこや頭皮のテカリは薄毛の原因

 
男性にとっても女性にとっても、テカった顔は見た目によいものではありません。
とくにおでこから鼻筋のTゾーンはテカリやすく、それに対応したテカリを防ぐ洗顔シートや、
あぶらとり紙などのフェイシャル商品も好調な売行きを見せています。
 
テカリの原因は皮脂です。
 
顔の皮脂腺の数は1c㎡あたり100個であるのに対し、特にTゾーンでは400~900個も存在しています。
頭皮の皮脂腺数もこのTゾーンと同じ密度ですから、テカリやすい部位といえます。
実はこのテカリが抜毛や薄毛の原因となっているのです。
 

なぜテカるのでしょうか

 
・摂取する脂質が多すぎる
 
テカリと食べ物は密接な関係があります。
高カロリーな食べ物は体内に余分な脂肪を蓄積させ、皮脂分泌を活発にしてしまいます。
脂っこい食べ物はもちろんですが、甘いものに含まれる糖質の摂りすぎも皮脂の分泌につながります。
パンや白米などの炭水化物も糖質ですから、食べすぎは禁物です。
 
・頭皮の脂質を落としすぎている
 
頭皮には200を超える常在菌が生息しています。
たとえばアクネ桿菌や表皮ブドウ球菌は皮脂や汗を分解して脂肪酸をつくります。
この脂肪酸が皮膚表面を覆う弱酸性の皮脂膜となって、弱アルカリ性を好む病原菌やカビ、紫外線から頭皮を保護しています。
肌質に合わないシャンプーを使ったり、シャンプーのしすぎによってこの皮脂膜を除去してしまうと、
バリア機能を失った頭皮はトラブルに見舞われやすくなります。
また、不足した皮脂を補おうとして、皮脂分泌がさらに活発になってしまい、テカリを暴走させてしまいます。
 
・頭皮が乾燥してる
 
健康な頭皮の角層表面は15~20%の水分を含んでいます。
カサつく乾燥肌では、水分値が10%以下です。
乾燥肌とテカリは関係ないように思えますが、実は、角層の水分値が下がると、
乾燥を防ごうとして皮脂の分泌がさかんになります。これがテカリの原因です。
皮膚の保湿能力は加齢とともに低下していくので、年齢に応じた皮脂と水分のバランス(モイスチャーバランス)の維持が大切となります。
 
・頭皮の血行が悪い
 
頭皮は4つの層からなり、下から上へと順に押し上げられ最後の角層がフケとなってはがれ落ちます。
これを皮膚のターンオーバーといい、約28日周期で繰り返されています。
一番下の基底層は毛細血管から運ばれた酸素や栄養素をもとに細胞分裂していますが、
血行が悪くなると細胞分裂が正常にできず、ターンオーバーも正常に行われなくなります。
その結果、角層の細胞間脂質や天然保湿因子がうまく形成されず、頭皮がつっぱった状態となり、テカリが生じやすくなります。
 
 
川崎中央クリニックでは、薄毛のお悩みに関して
無料メール相談と無料カウンセリングを行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

一覧ページへ戻る

お問い合わせ

診療スケジュール

カレンダー

男性スタッフが親切丁寧に対応します
お気軽にお問い合わせください

監修医師紹介

当サイトは美容外科形成外科川崎中央クリニック院長 南部 正樹の監修のもと運営しています。

院長南部 正樹医学博士

  • 日本形成外科学会
  • 日本形成外科学会専門医
  • 防衛医科大学校病院 形成外科 技術指導医
  • 中央クリニック 技術指導医

詳細はこちら→

「医療機関ホームページガイドライン」への対応について

当サイトでは、厚生労働省による指針「医療機関ホームページガイドライン」に沿ったホームページの運用をしており、適宜ホームページの修正をして おります。ご利用者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。