MENU

  1. ホーム
  2. AGA大辞典
  3. AGA(男性型脱毛症)とは

AGA(男性型脱毛症)とは

最終更新日:
公開日:

「AGA」とは、Androgenetic Alopeciaの頭文字をとった略語で、
日本語では一般的に「男性型脱毛症」といわれています。
このAGA(男性型脱毛症)は、思春期以降の男性によくみられる髪が薄くなる症状になることをいいます。
特徴的なハゲ方をすることが多く、思春期以降にハゲはじめ、進行性という特徴があります。
40代になると、発症するリスクが格段と上がります。
それでは、AGA(男性型脱毛症)を発症する原因は、どこにあるのでしょうか。
「男性ホルモンDHT」、「遺伝子」、「生活環境の乱れ」の3つが、
この「AGA(男性型脱毛症)」を発症させる原因であると考えられています。
それではAGA(男性型脱毛症)になる原因について詳しく見てきましょう。
 

AGAで抜け毛が起こる原因

 
AGA(男性型脱毛症)を発症する原因として、大きく3つあります。
 
男性ホルモンDHT
 
まずは、AGA(男性型脱毛症)の主たる原因であり、なおかつ直接の原因となっていると考えられているのが、
この「DHT」です。DHTはジヒドロテストステロン(dihydrotestosterone)の頭文字をとった略語です。
体内には「テストステロン」という男性ホルモンが存在しますが、そのテストステロンに、
「5αリダクターゼ」という物質が作用することによって、テストステロンから、
「ジヒドロテストステロン(DHT)」という、これまた別の男性ホルモンに変化します。
そしてこの「DHT」が強力な脱毛作用をもっているため、脱毛現象が起こります。
もともと髪の毛には、「ヘアサイクル」というものがあります。
毛周期ともいわれ、大きく「成長期」、「退行期」、「休止期」に区分されます。
 
・成長期
まず、この時期に毛根が成長し、新しい髪の毛が生えてきます。
2~6年ほど成長し続け、正常な状態であれば、全体の80~90%が成長期の毛髪です。
 
・退行期
次は迎えるのはこの「退行期」。この時期には、毛根がだんだんと縮小していき、
髪を成長させる活動が鈍くなっていく段階に入ります。約2週間で完全に毛根が働かなくなり、髪の毛の成長が止まります。
 
・休止期
最後はこの「休止期」。この段階に入ると、髪の毛の成長が完全に止まっていて、
毛根が眠っている状態です。その後約3~4ヶ月で、再び成長期に入ります。
この休止期にある髪は、シャンプーや髪をとかすなどの行為によって、自然に抜け落ちていきます。
 
AGA(男性型脱毛症)を発症した場合、DHTの脱毛作用によって、「成長期」が極端に短くなり、
髪の毛がしっかりと成長しきる前に、脱毛してしまうという、「乱れたヘアサイクル」を繰り返して、薄毛になっていくのです。
 

遺伝子の影響

 
AGA(男性型脱毛症)は遺伝すると言われています。
直接的なAGAの原因である「DHT」が作用する「アンドロゲンレセプター」と呼ばれる部分がありますが、
遺伝的にハゲやすいといわれる人は、この「アンドロゲンレセプター」が、
DHTと反応しやすくなっていると考えられているのです。
つまりは、DHTの影響を受けやすい体質なのです。
このアンドロゲンレセプターは頭頂部や側頭部の毛根には、ほとんど存在していないため、
AGA(男性型脱毛症)の症状が出ても頭頂部や側頭部は薄毛にはなりにくいのです。
 

生活習慣

 
生活環境も、間接的ではありますが、AGA(男性型脱毛症)発症の要因の一つになります。
まず、「食生活」。脂っこい食事が続くと、過剰な皮脂が慢性的に分泌され、毛穴詰まりの原因となります。
また、偏った食事を続けていると、発毛・育毛に必要な栄養分が慢性的に不足状態になり、薄毛の原因となります。
また睡眠時間の乱れは、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンの分泌を乱します。
タバコを吸うと、ホルモンのバランスを崩しますし、血管を収縮させ頭皮の血流の悪化に繋がります。
皮膚を乾燥させ、頭皮環境を悪化させます。過剰のアルコール摂取は、
育毛に必要な栄養がアルコールの分解に取られてしまいます。
また過度のストレスが慢性的に続くと、代謝低下、血流低下、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、抜け毛の原因となるのです。
 
 
川崎中央クリニックでは、薄毛のお悩みに関して
無料メール相談と無料カウンセリングを行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

一覧ページへ戻る

お問い合わせ

診療スケジュール

カレンダー

男性スタッフが親切丁寧に対応します
お気軽にお問い合わせください

監修医師紹介

当サイトは美容外科形成外科川崎中央クリニック院長 南部 正樹の監修のもと運営しています。

院長南部 正樹医学博士

  • 日本形成外科学会
  • 日本形成外科学会専門医
  • 防衛医科大学校病院 形成外科 技術指導医
  • 中央クリニック 技術指導医

詳細はこちら→

「医療機関ホームページガイドライン」への対応について

当サイトでは、厚生労働省による指針「医療機関ホームページガイドライン」に沿ったホームページの運用をしており、適宜ホームページの修正をして おります。ご利用者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。