MENU

  1. ホーム
  2. AGAとは

AGAとは

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略称で「男性型脱毛症」のことです。男性型脱毛症は、思春期以降の成人男性(10代後半~60代)によくみられる、男性ホルモン(ジヒドテストステロン)が頭頂部・前頭部の毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体に作用する事により、頭髪が薄くなる状態のことです。

前頭部から頭頂部にかけて髪が細く薄毛化するM型薄毛、頭頂部が薄くなるO型薄毛などその進行スピードはひとにより様々です。

AGAは進行する?

AGAは「進行性」のため、発症早期からの対策・治療が大切です。そのまま放っておくと徐々に薄毛が目立つようになります。ヘアサイクルの乱れから髪の毛が成長する前に抜けてしまい、発育の不十分な髪の毛が多くなり、その結果全体として薄毛が目立つようになります。

AGAの進行パターン

AGA(男性型脱毛症)の抜け毛の進行パターンは他の脱毛症と比べても特徴があります。前頭部の生え際から後退していく「M型」と、頭頂部から薄くなっていく「O型」。この進行行程を1942年にアメリカのノーウッド医師が改良したことから「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれ、薄毛進行の目安として汎用されています。

AGAの原因

AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンの変化が正常なヘアサイクルを乱すため発症します。髪の毛には毛周期(ヘアサイクル)があり、髪の毛が太く成長している「成長期」(2年〜6年程度)、毛乳頭細胞が毛根深部に小さく退縮し、毛髪の伸長が低下する「退行期」(約2週間)、さらに毛乳頭細胞が活動を止め、成長を停止した毛髪が脱落する「休止期」(約3~4ヵ月)という3つのステージを繰り返しています。

このヘアサイクルが乱れて、成長期が短くなると毛髪が太くなる前に成長がとまり生え変わってしまいます。この発育の不十分な髪の毛が多くなり、薄毛の状態を作ってしまう、これがAGAなのです。

これは毛根が男性ホルモン(テストステロン)の影響を受けやすい体質の方に特に認められます。(遺伝が重要な位置を占めています。男性ホルモンは毛根にある毛母細胞の5αリダクターゼの働きでDHT・ジヒドロテストステロンになります。このDHTが毛根の細胞の細胞分裂を阻害し、脱毛、薄毛へとつながります。)

薄毛の原因

男性の薄毛になる原因は、一昔前まで、頭皮環境などの毛穴のつまりや頭皮のべた付き、皮脂の多い少ないなど、また食生活などが原因と言われておりましたが、直接的な原因は遺伝的要因の男性型脱毛症(AGA)がほとんどで、その他の原因としてさまざまな疾患の可能性も考えられます。私たちの髪の毛は、約3~6年の周期で新たな髪が生え変わります。このヘアサイクル(毛周期)が短くなってしまうと、髪の毛が十分に成長する前に抜け落ちてしまいます。抜け毛が多くなると頭皮が徐々に露出していき、薄毛となってしまいます。

  • 1 男性ホルモン

    男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量が多いと髪の毛の成長を妨ぎ、薄毛の原因になると多くの方は思ってると思いますが、男性ホルモンの量が原因ではありません。テストステロンは体内細胞の「5αリダクターゼ」の働きで「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる男性ホルモン転換されます。このDHTが毛乳頭細胞にある受容体に結合することにより、髪の成長を抑制してしまいます。この受容体が多い人ですと、薄毛が進行しますし、少ないと進行しません。受容体の多い・少ないが鍵です(AGA遺伝子検査で体質が解ります)。これで毛深いのに毛髪がフサフサだったり、髭が薄いのに薄毛だったりの謎が解けますよね。

  • 2 遺伝

    耳の形や鼻の形と同じで、薄毛になるのは遺伝子で決まっています。そして、これは遺伝性です。三親等以内の男性に薄毛の症状がある場合、薄毛の遺伝子を持っている確率が高いとお考えください。

  • 3 ストレス

    主に円形脱毛症として症状が現れます。ストレスを強く感じると、血管を収縮させ、血流量を減らします。そして、髪の毛の周囲にある毛細血管の機能低下により毛母細胞が活性化せず、髪の成長を妨げてしまいます。心身ともに健康的な生活をすることが、頭皮を健康にすることにつながるのです。

  • 4 食事・生活習慣

    食生活は、極度な食事制限や飢餓状態ですと抜け毛が起きますが、直接的な薄毛には関係ありません。バランスのとれた食生活は艶やかなハリのある髪に育てるために必要です。肉類や油物の摂り過ぎで血中コレステロールが増加することで,髪の毛に栄養を与える頭皮まで血液が行き渡らずよろしくありません。髪の毛をつくるためのタンパク質やビタミンやミネラルの摂取は栄養バランスのとれた食事を心掛けるのも、髪だけではなく将来の健康につながりますので心掛けましょう。また、過度な飲酒・たばこも健康のために気を付けましょう。

  • 5 頭皮環境

    皮脂の量や毛穴のつまりなど頭皮環境も薄毛には関係ありません。皮脂は頭皮を守る役割があるので、皮脂を目の敵にしたシャンプーなどではなく弱酸性の洗髪液で夜に頭皮をマッサージしながら洗髪すれば十分です。
    また一日を過ごせば毛穴が詰まるのは普通の事です。これも弱酸性の洗髪液で弱酸性で夜に頭皮をマッサージしながら洗髪すれば十分です。

お問い合わせ

診療スケジュール

カレンダー

男性スタッフが親切丁寧に対応します
お気軽にお問い合わせください

監修医師紹介

当サイトは美容外科形成外科川崎中央クリニック院長 南部 正樹の監修のもと運営しています。

院長南部 正樹医学博士

  • 日本形成外科学会
  • 日本形成外科学会専門医
  • 防衛医科大学校病院 形成外科 技術指導医
  • 中央クリニック 技術指導医

詳細はこちら→

「医療機関ホームページガイドライン」への対応について

当サイトでは、厚生労働省による指針「医療機関ホームページガイドライン」に沿ったホームページの運用をしており、適宜ホームページの修正をして おります。ご利用者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。